家を売ったときの手取りの計算方法について(不動産売却編)

売却ガイドブック(売却基礎知識)

あなたが家を売るとき、売買金額がいくらになるか気になりますよね。

でも、売却した金額そのままがあなたの手取りになるわけではありません。

ここでは家(マンション・土地・戸建て)を売却した場合、手取りの計算方法について学びましょう。

不動産売却したときの手取りの計算方法?

不動産の売却代金(=売買金額)から売却にかかる諸費用を引いた残りのお金が手取り金額になります。

不動産売却手取り計算方法

売却にかかる諸費用とはなんのことでしょうか?

諸費用とは次のものを指します。

  1. 仲介手数料
  2. 税金
  3. 登記費用
  4. その他

ひとつずつ説明しますね。

1.仲介手数料

仲介手数料とは、売却が成功した際、不動産会社に支払う手数料のことです。

仲介手数料は、その金額の上限が法律で定められています。それを超えない範囲内で、不動産会社が自由に決められることになっています。が、上限いっぱいに設定するのが慣習であり、一般的です。

こちらの計算方法(上限)で計算できます。

売買代金(税抜) 計算方法
401万円以上〜 売買代金×3%+6万円+消費税
400万円以下 18万円

売主が、不動産業者とかではなく一般消費者の場合、不動産の売買代金自体には消費税がかかりません。しかし、仲介手数料には消費税がかかります

例えば、売買代金が3,000万円の場合は、3000万円×3%+6万円×1.08%で103万6800円ということになります。

売却ガイドブック(売却基礎知識)不動産(マンション・戸建て・土地)を売るときの手数料はいくら?

400万円以下の不動産については、2018年1月1日より上限の仲介手数料が18万円となっています。

参考 2018年1月1日より400万円以下の不動産仲介手数料が上がるイクラちゃんねる

2.税金

消費税を除く税金として、「印紙税」と「所得税/住民税」があります。

a.印紙税

不動産の売買契約書に印紙を貼付します。

売買金額 不動産売買契約書
100万円超〜500万円以下のもの 1,000円
1,000万円以下のもの 5,000円
5,000万円以下のもの 10,000円
1億円以下のもの 30,000円
5億円以下のもの 60,000円

(国税庁のHPより転載)

ただし、場合によっては印紙税を節約することもできます。

参考 売主は不動産売買契約書の印紙税を節税できるのか?イクラちゃんねる

b.所得税/住民税

こちらは、売った価格が買ったときの価格より高くて、利益が出た場合に支払う税金です。

不動産を売却した利益を譲渡所得といいます。

詳しく説明すると、不動産を売却したとき、売却代金から不動産の購入したときの代金(=取得費)と売却するときにかかった費用(=譲渡費用)を差し引いた利益(=売却益)を譲渡所得といい、その利益に対して所得税と住民税がかかります。

逆に、売却して損失が出るなら課税はされないため、所得税・住民税を支払う必要はありません。損失の場合でも条件に該当すれば、メリットとなる税金の特例があります。

参考 不動産売却の税金ー譲渡所得についてわかりやすく説明するイクラちゃんねる

3.登記費用

次の場合、登録免許税がかかります。

・登記していなかった(未登記)場合
・登記簿上の住所と現住所が違う場合
・結婚等で登記簿上の名字と違う場合
・相続等で登記簿上の所有者と名義が違う場合
・権利証(登記済証・登記識別情報)を紛失した場合
・抵当権(住宅ローン)や根抵当権の抹消登記が必要な場合

登録免許税も税金なのですが、登録免許税に加えて司法書士への手数料がかかります。これを登記費用といいます。登記費用は状況によって異なりますが、1万円〜5万円が相場です。

4.その他

●印鑑証明書の費用

印鑑証明書が必要になるのでその費用(数百円)が必要になります。

●測量費用

土地・戸建を売却する場合において、もう一度、土地の測量が場合に必要になります。数十万円かかかります。

●引越し代など

引越し費用など売主の状況や売買条件などによって費用がかかる場合があります。

まとめ

家を売ったときの手取り金額の計算方法は、不動産の売却代金(=売買金額)から売却にかかる諸費用を引いた残りになりますが、おおまかにいって、売買代金−(仲介手数料+印紙代+登記費用)と計算したらおよその正確な手取り金額がわかります。