家の売却を依頼できる不動産会社を見つける方法(マンション・戸建て・土地編)

売却ガイドブック(売却基礎知識)

「住んでいる家を手放す」というのは、なにか理由がないとなかなか決断することはできません。

もし、あなたが今、家を売ろうと考えているのであれば、次のような理由からかもしれません。

・急に転勤が決まったので売りたい
・離婚することになったので売りたい
・相続が発生したので売りたい
・今の家を売って、買換えしたい
・お金が必要なので売りたい
・高く売れそうなので所有している不動産を売りたい
・ローンの返済が滞っているので売りたい

家である不動産(土地・一戸建て・マンション)を売るには、どこかの不動産会社に相談すればよいというのはなんとなく想像がつくことでしょう。

しかしながら、普段の生活において、用事があって不動産会社に行くことなんてめったにないものです。そのため、いざ不動産を売却するとなると、どのような不動産会社に依頼すればよいのか、無数にある不動産会社からどうやって見つければ良いのかわからないという人は非常に多いのです。

ここでは、ひとつずつステップにそって土地・一戸建て・マンションの売却を扱っている不動産会社の調べ方について説明します。

  • ステップ1
    そもそも不動産とはなにか
     
  • ステップ2
    不動産会社の種類を知ろう!
     
  • ステップ3
    不動産の売買仲介を選ぼう!
     
  • ステップ4
    売却を扱っている不動産会社の調べ方
     

ステップ1:そもそも不動産とはなにか?

不動産は、漢字のとおり「動か不(ざ)る財産」という意味です。動かすことができない財産、つまり土地・建物(戸建・マンション・ビルなど)を指します。

不動産とはなにか

ステップ2:不動産会社の種類を知ろう!

「不動産会社」という名前であっても、不動産業には様々なジャンルがあり、かなり仕事の内容が異なります。不動産業界の仕事は、大きく次の3つに分けることができます。

  1. 不動産を開発し、新たな街を生み出す不動産開発
  2. 不動産の所有者とお客様をつなぐ不動産仲介
  3. 不動産の価値を維持し、その不動産を管理する不動産管理

①不動産開発

不動産開発とは

不動産開発の仕事は「新たな街づくり」です。一般的にデベロッパーとも呼ばれています。土地を所有している地主(地権者)から土地を購入して仕入れ、企画して新築のマンションやアパート、戸建、オフィスビルを建設して販売する仕事です。

次のような、誰もが聞いたことのある一般的に大手不動産会社と知られている会社は、不動産開発を行っています。

不動産開発会社・デベロッパー

②不動産仲介

不動産仲介の仕事は、不動産の所有者であるオーナーとお客様を結ぶことです。不動産仲介のことを不動産流通と呼ぶこともあります。

不動産仲介とは

具体的にいうと、不動産所有者の「売りたい」や「貸したい」といった要望や、不動産を求めているお客様の「買いたい」や「借りたい」といった要望を受けます。そして、オーナーと顧客の間に入って、物件や顧客の紹介から条件の交渉・契約書作成・引き渡しに至るまでを担っているのが不動産仲介の仕事です。

MEMO
仲介(ちゅうかい)とは、当事者双方の間に立って便宜を図り事をまとめることを意味します。商業においては、取引が行われる際に、売り手と買い手の間に入って話をまとめて契約を成立できるようにすることとされています。

例えば、不動産の売買を行う際に仲介を利用するならば、売りたい人と買いたい人は仲介会社である不動産会社に対して要求を行い、価格交渉も不動産会社が代理で行うこととなり、不動産会社が話をまとめた上で、売りたい人と買いたい人が契約を結ぶという形式になります。この対価として、仲介を行っている会社は、契約の際に仲介手数料をもらうことで利益を上げています。

例えば、次のような不動産会社は、不動産仲介を行っています。

不動産売買仲介会社

③不動産管理

不動産管理の仕事は、不動産の価値を下げないようメンテナンスを行うことです。

不動産管理とは

不動産というのは建設したら終わりではなく、建物の価値を下げないようメンテナンスを行わなければなりません。具体的には、建物の設備管理や清掃、管理規約の作成、空室への募集、賃料や管理費・修繕積立金の集金、水漏れなどのトラブル対応や見回り、将来の修繕の計画などを行います。これらのことを専門的に行うのが不動産管理会社です。

例えば、次のような不動産会社は、不動産管理を行っています。

不動産管理会社

お家を売るには、②の不動産仲介を行っている不動産会社に依頼する必要がありますよね。

ステップ3:不動産の売買仲介を選ぼう!

不動産を売却するには、不動産仲介を行ってる不動産会社を選ばなくてはなりませんが、ややこしいことに不動産仲介は2種類あります。それは売買賃貸です。「売る」か「貸す」かということです。

売買仲介と賃貸仲介

お家を「貸したい」わけではなく、「売りたい」ので不動産売買仲介を選ばなくてはなりません。

ステップ4:売却を扱っている不動産会社の調べ方

売却を扱っている不動産売買仲介会社の調べ方として、次のような方法があります。

  • チラシを集める
  • 不動産会社の外観を見る
  • インターネットで調べる

 

まず、その不動産会社が売買と賃貸のどちらを専門としている会社かを見分ける必要があります。不動産売買と不動産賃貸、それほど業務が変わらないと思うかもしれませんが全く仕事内容が違います

不動産賃貸仲介会社

しかし、お店の外観を見ただけでは、売買と賃貸の区別などわかりません。

さらにややこしいことに、賃貸を得意としている不動産会社に「売却したいんですけど…」と言った場合、「うちは賃貸専門なので…」と断ってくれればそれで解決するのですが、ほとんどのケースで「わかりました!任せてください」と言われます。これは、賃貸に比べて売却の仲介手数料が高いことが理由であり、専門でもないのに引き受けることが普通にあるのです。

大切なお家を売るとき、あなたはどのような会社に売却を依頼したいでしょうか。

きっと、売買を専門に扱っている不動産会社にお任せすることで、不安をできるだけ減らし、少しでも高く、きっちりと売却して欲しいと願うことでしょう。

では、売買会社と賃貸会社の見分け方について説明しましょう。

チラシを集める

インターネットの進化によりスマートフォンが普及し、チラシは減りつつありますが、今なお不動産の売買においては一定の効果がある広告の一つです。売却不動産を募集しているチラシ不動産の売買物件が掲載されているチラシは、不動産売買会社が撒いている可能性が非常に高いといえます。賃貸のチラシはほとんど見かけることはありませんよね。

チラシがなお効果的な理由は、実は、あなたのお家の購入を希望する方の多くは、あなたの近くに住んでいる(同じ地区の出身)からです。「住めば都」という言葉もありますが、その地域に住んでいる人がその地域の良さを一番わかっているので、購入する確率が高いのです。不動産売買に興味のない99%の人は、チラシを見ずに捨てます。しかし、不動産購入を真剣に検討している1%の人は、必ず見るはずです。

そのため、チラシを集めることによって、どれぐらいの頻度でチラシを入れているのかがわかり、周辺の地域にも同じ頻度でチラシを入れていることを予想することができます。

チラシを集めることにより、この不動産会社は「自分のお家の売却の際にも、これぐらいのチラシ広告費をかけて宣伝してくれるであろう」ということが事実としてわかります。このことは、どの不動産会社に売却を依頼するか決断する上で、ポイントのひとつにもなるはずです。

不動産会社の外観を見る

お店の外観を見ただけでは、売買と賃貸の区別などわからないとは言ったものの、実は、不動産会社の看板とウィンドウを見て判断することもできます。

不動産会社の調べ方

看板の順番ウィンドウに貼っている物件を見ればすぐにわかります。特にウィンドウに貼っている物件は、その不動産会社がおすすめする物件だからです。

インターネットで調べる

インターネットで調べる場合には、次の点に注目します。

不動産売却のインターネット検索方法

依頼しようと考えている不動産会社名がわかっているのであれば、不動産会社名で検索します。ホームページの一番上に掲載されている物件が売買物件なのであれば、売買仲介を専門にしている会社である可能性が高いです。

また、不動産会社を探すのであれば、Googleなどでキーワード検索(「◯◯市 不動産売買会社」など)します。ただ、広告が多いため、上位に出てくるとは限らず、なかなか出てこない可能性があるので、最低3ページぐらいまで見て、リストアップした方が良いでしょう。

また、そもそもホームページがない不動産会社もあります。これほどインターネットが普及しているにも関わらず、全不動産会社の半数はホームページがないのが実情です。高額な不動産を扱う上で、情報公開もしていないような会社に信用を置くことは難しいと考えますがいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。上記のステップ通りにすすめていけば、土地・一戸建て・マンションの売却を扱っている不動産会社にたどり着くことができます。

上記のステップで調べていき、あなたのお家がある地域のことをよく知っている不動産売買仲介会社にお任せすべきでしょう。

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