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住宅ローンを払えなくなったときに家を守れる「個人再生」とはなにか

不動産売却(金銭的理由)

ご主人様

家を買ったけれど、住宅ローンを払えなくてもう限界…

ご主人様

カードローンで借りて住宅ローン返済に回してきたけれど、これ以上借りられない…

ご主人様

債務整理をしても家を失わない方法はあるのかな…?

ご主人様

個人再生をすれば家を失わずに借金だけ減らせるの?

住宅ローンを払えなくなってしまったら、カードローンなどについつい手を出してしまうケースは少なくありません。こうなると、いずれ家を失ってしまう可能性も高くなります。

そんなときには「個人再生」などの債務整理をすると家を守れる可能性が高くなります。

こちらでは、住宅ローンを払えなくなったときの対処方法について説明します。

1.任意整理(にんいせいり)

住宅ローンを払えなくなったとき、カードローンやサラ金などで借金して、住宅ローン返済にあててしまう方がたくさんいます。しかし、カードローンやサラ金のキャッシング金利は住宅ローンの金利よりも高額なので、結局は支払えなくなるケースが多数です。

そのようなとき、まず検討したいのが任意整理(にんいせいり)です。

任意整理は、銀行やカード会社などの借入先と話し合いをして、借金の利息をカットしてもらい、あらためて支払い条件を決めて合意する方法です。

任意整理だと家や車などの財産を失うことはありませんから、住宅ローンが残っている家も守ることができます。

債務整理には「個人再生」もありますが、住宅ローン以外のカードローンなどの借入額が100万円以下であれば、個人再生より任意整理の方が有利なことが多いです。個人再生の場合、借金返済額を100万円以下に減らしてもらうことができないためです。

2.個人再生(こじんさいせい)

一方、カードローンやサラ金などの借入金額が200万円以上の高額になっているならば「個人再生」がおすすめです。

①個人再生をすると、借金を大きく減額できる

個人再生では、借金の利息だけではなく、元本や既に発生している遅延損害金までカットできます

借入額が500万円以下なら100万円にまで減額できますし、借入額が500万円~1500万円なら5分の1、1500~3000万円なら300万円まで、3000~5000万円までなら10分の1にまで大幅に減らしてもらえます。

また、減額された借金を3年で返済すると、借金は完済したものとして扱われます。

②住宅ローン特則で家を守ることができる

債務整理をするときに気になるのは、住宅ローンの支払いが残っている家についてです。

個人再生というのは裁判所を利用する手続きで、カードローンやサラ金なども含めたすべての債権者(貸した側)を平等に取り扱わないといけない原則があります。

銀行などの住宅ローン債権者だけを特別扱いできないので、住宅ローンも借金の減額対象になって担保になっている家を差し押さえられてしまうというのが原則的な扱いです。差押えになると、裁判所によって家を強制売却(競売)されてしまうので、家を手放さければなりません。

参考 差押えとはイクラちゃんねる

しかし、個人再生では住宅ローンに関する特別扱いがあります。「住宅資金特別条項」という特則を利用すれば、住宅ローンはそのままにしておいて、他のカードローンやサラ金などの借金だけを減額してもらって借金問題を解決できます。

住宅資金特別条項のことを、一般にわかりやすく「住宅ローン特則」と呼ぶことも多いです。

③リスケジュールも可能

住宅ローン特則つきの個人再生を利用する場合、そのままの取り決めでは住宅ローンの支払いが難しいなら、住宅ローンのリスケジュールも可能です。

リスケジュールとは「計画変更する」というビジネス用語で、金融機関への返済が苦しくなってきたときに、返済可能な計画に変更するという意味です。

たとえば、個人再生後の債務返済中の3年間は、住宅ローンの元本支払い額を減らしてもらったり、利息のみの支払いにしてもらったりできます。

④代位弁済の巻き戻しについて

住宅ローンを長期にわたって滞納していると、保証会社が代位弁済をして一括請求を受けます。代位弁済とは、保証会社があなたに代わって、残っている住宅ローン全額を立て替えて銀行に支払うというものです。

これにより、債権者(お金を貸している側)が銀行から保証会社に変わり、保証会社から督促を受けることになります。銀行は、あなたに取り立てをしたくないので、その役割を保証会社に任せます。

この場合でも、個人再生の住宅ローン特則を利用すれば、代位弁済がなかったことになって以前の状態に巻き戻されます

元のように銀行などの金融機関に分割払いできますし、団体信用生命保険も復活します。

不動産売却(金銭的理由)住宅ローン滞納後の流れと対処方法についてわかりやすく説明する

⑤競売も中止できる

競売(けいばい・きょうばい)が開始されていても、個人再生を申し立てれば競売を中止させられます

その間に住宅ローン特則つきの個人再生を進めれば、家を守れる可能性があります。

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このように、住宅ローンが残っている家があって借金しているなら、個人再生が非常に有効な対処方法となります。

3.住宅ローンの返済のみが厳しいなら任意売却

住宅ローンの返済が厳しいという方でも、カードローンなどからの借金はないというケースもあります。

たとえば、住宅ローン借入時よりも収入が減少した場合、家族が増えて支出が増えた場合、突発的な病気や事故で働けなくなったケースなど、さまざまな事情が考えられます。

このような場合は、任意整理や個人再生では解決できません

住宅ローンしかない場合に任意整理や個人再生をすると、住宅ローンが減額対象となりますが、住宅ローンは借金の額としては高額すぎるので、任意整理や個人再生で減額しても払いきれないことが多いためです。

また、住宅ローンそのものを債務整理の対象にすると、家を手放すことになります。住宅ローンを任意整理・個人再生するくらいであれば、自己破産して家も負債も清算し、0からやり直した方が得策です。

純粋に住宅ローンのみが苦しいなら個人再生では解決できないということになります。

住宅ローンの支払いが困難であれば家の任意売却(にんいばいきゃく)を検討しましょう。

任意売却すると、家を売ったお金で住宅ローンの残債を減らしたり完済したりすることも可能です。完済できれば自己破産をしなくても負債から解放されて、やり直せます。

任意売却を成功させるには、なるべく高く家を売ることが重要ポイントです。

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