おすすめの不動産会社はどこ?売却経験者から学ぼう!

売却ガイドブック(売却基礎知識)

あなたは、不動産(土地・一戸建て・マンション)を売ろうと考えています。

こちらが売却活動を開始するまでの流れとなります。

不動産売却活動開始までの流れ

不動産売却なんて一生に一度あるかどうかで、何度も経験するものではありません。「はじめて」の経験に加えて、大きなお金が動く資産でもあるため、不安になるのは当然のことです。

とはいえ、実際に売却活動が始まってみないとわからない部分が多いのも事実です。

失敗しないためにも、おすすめの不動産会社を知りたいと思うのは普通のことです。

そのような方のために、お家を実際に売った経験のある人に、不動産会社のどんなところに不満があったのか売却をスタートして完了するまでスムーズに進められたのかについて調査した結果をまとめました。ぜひ、不動産会社を選ぶ参考にしてください。

おすすめの不動産会社とは

おすすめの不動産会社をインターネットで見つけるのは非常に難しいです。

おすすめの不動産会社を調べる方法として「口コミ」があります。しかし、不動産会社の口コミを見ても参考になりません。

売却ガイドブック(売却基礎知識)家を売るときに不動産会社の口コミを見ても参考にならないって知ってた!?

1人の人が不動産を売却する頻度が少ないため、他の不動産会社と比較することができないからです。

そのため、おすすめの不動産会社を見つけるより、「ダメな不動産会社を見分けて排除する」という消去法で選ぶ必要があります。

不動産会社のどんなところに不満があったのか

こちらは、不動産ポータルサイトLIFULLHOME’S(ライフルホームズ)が、2016年に調査した10年以内に不動産売却を経験したことのある、20代~60代までの男女541人の「不動産会社の対応で不満だったこと」の回答(『HOME’S PRESS』参照)です。

不動産会社の対応で不満だったこと

  • A 「売却活動の報告が少なかった」(15.5%)
  • B 「営業担当者の知識・経験不足を感じた」(11.8%)
  • C 「内見(=購入希望者の案内)が少なかった」(11.3%)
  • D 「折込やネットなどの広告に積極的に掲載してくれなかった」(9.2%)
  • E 「売却をお願いした後はまったく連絡がなかった」(8.3%)
  • F 「契約や引渡し時に不備があった」(6.5%)
  • H 「その他の不動産会社に対する不満」(2.6%)
  • I  「特に不動産会社に対する不満はなかった」(55.8%)

売却を「決断」するまでは、紆余曲折(うよきょくせつ)あるかもしれませんが、一旦、売却すると決めて売却活動を開始したら、売主とすればできるだけはやく売れることを願います。

売却期間中の不満

売れるまでは「いつ売れるのか」と不安になるのは当然のことです。このあたりが、Aの「売却活動の報告が少なかった(15.5%)」やEの「売却をお願いした後はまったく連絡がなかった(8.3%)」につながっているものと思われます。不動産会社が「きめ細やかな連絡やコミュニケーションを取ってくれそうか」は、大事なポイントといえそうです。

そもそも、媒介契約(売却活動することに合意の契約)には、1週間に1回以上の報告義務がある専属専任媒介、2週間に1回以上の報告義務がある専任媒介、報告義務のない一般媒介の3種類あることも知っておきましょう。

また、Dの「折込やネットなどの広告に積極的に掲載してくれなかった(9.2%)」やCの「内見が少なかった(11.3%)」という声もあります。不動産査定のときに「御社はどのような広告戦略を考えていらっしゃるのでしょうか」と確認しておいた方がよいでしょう。大手の不動産会社だからといって、誰もが知っている不動産ポータルサイトに掲載しているわけではありません

家の売却方法家を売るとき、不動産会社はどうやって買いたい人を集客しているの?

Bの「営業担当者の知識・経験不足を感じた(11.8%)」についてですが、不動産会社は不動産のプロにも関わらず、消費者がこのように感じること自体問題です。しかし、現実にこのように感じた方も多いのです。不動産の訪問査定のときに、営業マンと直接やりとりして「あれ、心配だな」と思うのであれば、その不動産会社に依頼することをやめておいた方がよいでしょう。

家の売却方法訪問査定とは?売却をお任せすべき不動産会社か簡単に見極める方法

そして、最も多いのがIの「特に不動産会社に対する不満はなかった(55.8%)」です。これを見て「なんだ。たいしてみんな不満ないんだ」と思うことでしょう。

それは違います。こちらはすでに不動産の売却が終わった売主のアンケートです。

売却を依頼して、ちゃんと不動産売却ができたのであれば、目的を果たせて基本的に満足なはずです。対価として、その分の手数料も支払っています。

失敗しないようにするためには、経験者が「不満に思った部分」について注目し、自分がそうならないように学んでおく必要があります。

参考 実績があるおすすめの不動産会社がわかるサイトイクラ不動産

スムーズに売却できたのか

こちらは、売却をスタートして完了するまでスムーズに進められたのかのアンケート結果です。

スムーズに売却できたかアンケート結果

  • A まったく手間取らなかった 24.2%
  • B さほど手間取ることはなかった 49.2%
  • C 少々手間取ることがあった 21.8%
  • D 非常に手間取った 4.8%

不動産の売却は、何度も経験するものではないため、「不動産売却のスタンダードな方法」自体わからないと思います。そのため、スムーズに売却できたかどうかについて、「ああ、こんなものなのかな」ということでAの「まったく手間取らなかった」やB「さほど手間取ることはなかった」を選択するものと思われます。

以下は、Cの「少々手間取ることがあった」とDの「非常に手間取った」と回答した144人の理由についてです。

思っていたより時間がかかる

「売却をお願いしてから、実際売却にいたるまで、2年の月日を過ぎ、当初の売却価格より200万下がりほとんど諸経費等になり残りがかなり少なかった」
「契約後買い主が、融資の決定までにかなりの時間がかかったので、決済が長引いた」
「思っていたより売却までに時間がかかった」

買い主がなかなか見つからない

「なかなか引き合いがなく、売却に手間取った」
「買い手がつかなかった」

不動産会社の対応に不満

「実際と最初の話が違いすぎる」
「相手の方の段取りや説明の悪さに手間取りました」
「担当営業の場当たり的な対応や、知識不足、連絡不足、情報不足、及び人間性のため、そのつどバタバタとした」
「不動産会社が掲載を怠っていたので担当者を変更したり、支店を変更したりで時間がかかった」

不動産会社からの連絡が少ない

「見積もり等、そもそも出だしからかなり時間がかかってこちらから連絡する回数が多かった」
「サイトでは良い事ばかり表現していたのに、実際には思う様に連絡はいかず、何回も何回も連絡をいれないとならなかった」
「なかなか担当の人と連絡が取れない」

価格に不満

「高く売却設定して、中々売れなかった。不動産会社に言われた通りにしたのに」
「価格交渉でかなり相手の金額と差があったので」
「なかなか売れずに値下げせざるを得なかった」
「予定していた価格には程遠かった」

不動産会社の不手際という理由以外、ほとんどが「なかなか売れない」ことに対する不満であり、そのことが「手間取った」につながっています。なぜ、なかなか売れないかというと、売却前に不動産会社に提示された価格が「相場価格より明らかに高い」からです。

まず、自分のお家がどれぐらいの価格だったら売れるのか、相場価格を知っておくことは重要です。

参考 相場価格がわかるサイトイクラ不動産

まとめ

不動産を実際に売ったことがある人の経験談なので、かなり参考になるのではないでしょうか。

おすすめの不動産会社というのは、口コミではわかりません。

不動産というのは一番高い財産であり、そう簡単に売れるわけではありません。しかし、売主は「いつ売れるのか」と売れるまで不安です。

不動産会社にとっては当たり前のことでも、売主にとってはすべてが初めてのことであり、当たり前ではありません。それでも、手数料という対価を支払うのは売主です。

売却中・売却後に後悔することがないよう、売却する前にしっかりと勉強しておきましょう。