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転勤で持ち家を売却!失敗しない不動産会社の選び方のポイント

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転勤で持ち家を売却!失敗しない不動産会社の選び方のポイント

転勤でお家を売却することになりました。不動産会社はどうやって選べばいいですか?

家を転勤で売却する場合、不動産会社の選び方に何か違いはありますか?

こちらはイクラ不動産をご利用いただいたお客様の実際のご相談内容です。
※イクラ不動産は不動産会社ではなく、無料&匿名で不動産の相談・会社選び・査定ができるサービスです。

結論から言うと、転勤でマンションや一戸建てなどの持ち家を売る場合は、売りたいお家の近くにある、売却に強い不動産会社を選ぶべきです。

この記事では、次のようなことがわかります。

  • 転勤で売却するお家の近くにある不動産会社を選ぶべき理由
  • 口コミではなく売却実績の多い不動産会社を選ぶべき理由
  • 売却と賃貸の両方を扱っている不動産会社を選ぶべき理由
  • 転勤で売却か賃貸かを判断する基準

1.転勤で売却する際の不動産会社の選び方

ご主人様
マンションを購入したのに、転勤が決まるなんて…
ご主人様
一戸建てを買ったばかりなのに、転勤になるかもしれない…

一戸建てやマンションなどを購入したあとで、転勤になるケースは決してめずらしくありません。

次のグラフの通り、持ち家を購入してから転勤が決まった場合の平均期間は約5年、一番多い期間は2年以上3年未満です。

住宅購入から転勤を命じられるまでの期間

マンションや一戸建てを購入したあとで転勤になった場合、家をどうするか決めなければなりません。選択肢は大きく分けると、売却する賃貸に出す空き家にしておくの3つです。

状況に合わせて、お家をどうするかを決めましょう。

転勤でお家をどうするかの決め方は、「転勤で持ち家はどうする?売却と賃貸の流れと判断基準、高く売る注意点は?」で詳しく説明しているので、せひ読んでみてください。

売却するとなった場合、大切なのが売却を依頼する不動産会社選びです。

リースバックを取り扱っている不動産会社

不動産会社選びで失敗すると、余計な時間や労力がかかるばかりか、売却額が安くなってしまう恐れもあります。

転勤で持ち家を売却することになった場合、売却を依頼する不動産会社選びのポイントは次の通りです。

  • 売却する物件の近くにある不動産会社を選ぶ
  • 口コミではなく売却に強い不動産会社を選ぶ
  • 売買と賃貸の両方を扱っている不動産会社を選ぶ

これらのポイントと理由について、詳しく説明します。

2.売却物件の近くにある不動産会社を選ぶべき理由

転勤で持ち家を売るときは、その物件の近くの不動産会社に売却を依頼することがおすすめです。ここでは、その理由を詳しく説明します。

2-1.地元の不動産会社に依頼すると売却活動がしやすい

地元の不動産会社は地域の情報に精通しているため、売却活動がしやすいという強みがあります。

そこに長く住もうと考えている購入希望者に対して、周辺環境や地域性などを不動産会社が詳しく語れるのはとても重要なことです。

地域の情報があるのとないのでは、購入の決め手に大きく関わってきます。

また、「お家を見たい」という購入希望者が現れたときに、お家の近くの不動産会社であれば、すぐに見学の案内をしてもらうことが可能です。

また、転勤で空き家の状態になった家を販売する方法として、オープンハウスの開催があります。

近くにある不動産会社だとオープンハウスも気軽に実施できるため、購入希望者の目に留まりやすくなると言えるでしょう。

オープンハウスだと、内覧の予約をしていない通りがかりの人でも気軽にお家を見ることができるため、購入希望者の幅が広がります。

2-2.転勤先の不動産会社に依頼したらどうなるのか

ご主人様
転勤先の近くの不動産会社でも問題ないのでは?

基本的に不動産会社は、取り扱いエリア外や、県外の物件については詳しくありません。

エリア外の場合、もちろん売却実績もないので、いくらぐらいで売れるのか、どのように売ったらいいのかがわかりません。

また近隣での売却活動であれば、チラシを撒いたりオープンハウスをしたりするなど、さまざまな方法で不動産会社は購入希望者を探します。

不動産集客方法

しかし遠方の場合だと、売却活動がインターネット上のみになってしまいます。万全の販売活動ができないため、結果としてなかなか売れなくなる可能性が高くなるのです。

時々、「関西の物件を関東の不動産会社が販売する」というような、遠方での売却依頼を受けている不動産会社も見かけます。

その場合、関東の不動産会社が、物件近くの関西の不動産会社に物件のカギを預けて、見学のやりとりをしてもらうことが多いです。結局は、売りたいお家がある地域の不動産会社に任せるのが一番だと言えます。

不動産業界あるある
不動産業界では、詳しくないエリアの不動産売却をする際、不動産会社はその地域の不動産会社に電話をして、相場感や地域性などを聞くことが慣習です。

しかし地域に強い不動産会社であればあるほど、そのような電話がかかってくることが多いため、正直なところその対応が面倒くさいと感じる不動産会社も多いのです。

そして、ベテランスタッフがその対応をしたところでなんの利益にもならないため、新人や手が空いている人に対応させることも多々あります。

このように遠方の不動産会社は、地域に強い複数の不動産会社に電話をするのですが、信用できるかできないかわからない情報で価格設定をする場合もあります。

そのため、地域に強い不動産会社を選ぶことはとても重要です。

2-3.遠方にいながらでも売却することはできる

ご主人様
不動産会社と距離が離れていたらやり取りが大変じゃないの?
忙しくて何度も現地には戻れないし…

と心配になる方がいるかもしれません。

しかし、売却までに行く必要があるのはどれだけ多くても次の3回です。

  1. 不動産会社に訪問査定をしてもらう
  2. 売買契約を結ぶ(売買代金の1割を手付金として受け取る)
  3. お家の引き渡し(鍵を渡して残りの代金を受け取る)

引越しで転居する前に訪問査定を受けておくと、現地に出向く回数が2回に減ります。

売買契約の際は、原則として名義人が立ち会う必要がありますが、「親や友人などを代理人にする」という方法や「持ち回り契約をする」などの方法を取ることも可能です。

持ち回り契約とは、動産会社の担当者が売買契約書を持ち回って契約する方法です。現在の住まいまで契約書を持ってきてくれるので、署名・押印をするだけになります。

転居前に訪問査定を済ませて持ち回り契約を利用すれば、現地に戻ってくるのは引渡しの際の1回だけで済みます。

3.売却に強い不動産会社を選ぶべき理由

奥様
口コミの評判が高い不動産会社を選べばいいんじゃないの?

残念ながら、不動産会社の口コミ評判はあまり参考になりません。

お店を選ぶ際、口コミの評判で判断する人も多いでしょう。しかし、残念ながら不動産会社選びにおいては、口コミは判断材料にはなりません。

なぜなら、同じ人が不動産売却を何度も経験することはないため、不動産会社のサービスを比較した「評価」ではなく「感想」になってしまうからです。

不動産会社の口コミ

よって、不動産会社を比較するのであれば、その地域でどれだけの売却実績があるのかの方が、口コミよりも重要になります。

詳しくは「不動産会社の口コミを見ても家を売るときに参考にならない」で説明していますので、ぜひ読んでみてください。

論より証拠

売却に強い不動産会社、つまり売却実績の多い不動産会社に売却を依頼すれば、それだけ高く、早く売れる可能性があると言えます。まさに「論より証拠」なのです。

奥様
でも、売却実績の多い不動産会社って、どうやって調べればいいの?

そのような場合におすすめなのが、イクラ不動産です。イクラ不動産を利用すれば、売却したい物件の近くにある売却に強いおすすめの不動産会社を探すことができます。

また、無料&秘密厳守で不動産の査定や売却相談をすることも可能です

4.売却と賃貸の両方を扱っている不動産会社を選ぶべき理由

不動産会社であれば、家のことならなんでもお任せできるイメージがあります。

しかし、

営業マン
うちは賃貸物件の仲介しかやらない

と、不動産会社によって得意分野は異なります。

転勤の場合、「売却も賃貸もどちらも取り扱いしている」という不動産会社に任せるのがおすすめです。

転勤で売却したいときに、賃貸を主業務にしている不動産会社へ相談すると、

営業マン
売却よりも賃貸に出してはどうでしょう?

とすすめてくることがあり、「家を売却したい」と相談にいったのに、他の方向に話が進んでしまうことになりかねません。

また、転勤で売却したくても、残っている住宅ローンの金額によっては売却できないケースもあります。

住宅ローンが残っている場合は、「売却したお金で一括返済できること」が家の売却条件のため、「住宅ローンの残債>売却価格(これをオーバーローンといいます)」なら、やむを得ず賃貸にしなければならないケースもあります。

アンダーローンとオーバーローン

そのような場合、売却も賃貸も両方取り扱っている不動産会社なら、住宅ローンなども含めて状況に合わせて臨機応変に対応してくれます。

転勤の場合は、できるだけ売却と賃貸どちらも対応できる不動産会社に相談すべきです。

不動産屋

売却と賃貸については「転勤の際、持ち家を売るか貸すかのメリットとデメリットについてまとめた」で説明していますので、ぜひ読んでみてください。

売却にも賃貸にも、どちらにも対応できる不動産会社を知りたいという方はイクラ不動産をご利用ください。

あなたにピッタリ合った売却に強い不動産会社を選べるだけでなく、無料&匿名で不動産の査定や売却相談ができます

5.売却か賃貸かの判断基準

売るか貸すかで迷ったとき、「転勤の期間」や「戻ってくる可能性」を考えましょう。

賃貸にするか売却にするか

  • 転勤期間が1年以内の場合は空き家(維持)
  • 転勤期間が決まっていて短期間の場合は賃貸
  • 転勤期間が決まっていない場合は売却

1年以内に戻ってくるとわかっているのであれば、マンションに家具や家電を置いておき、空き家(維持)にしておくケースが多いです。

また、「期間が◯年」と定まっている転勤の場合で短期間で帰ってくるということであれば「賃貸」を選択する人もいるでしょう。その場合、「◯年間のみの賃貸契約」という定期借家契約がおすすめです。

しかし、多くの転勤では、何年後に帰ってくるのかという予測はつきません。期間がわからず、少なくとも3〜5年以上戻ってこれないと判断した場合は「売却」という決断を下す人が多いです。

急な転勤で「売却したい」と考えていても、住宅ローンの残債によっては、やむを得ず賃貸にしなければない事例もあるため、状況に応じて判断しましょう。

オーバーローンについては「オーバーローンだと売却できないの?!調べる方法と今後の選択肢!」で詳しく説明していますので、ぜひ読んでみてください。

まとめ

マンションや一戸建てなどの持ち家を購入してから転勤になったら、家をどのようにするか決めなければなりません。転勤の期間が決まっておらず戻ってくるかどうかわからない場合は、売却を決断する方が良いでしょう。

転勤で家を売却するなら、売却する家の近くにあって売却実績が多い不動産会社を選ぶべきです。口コミ評判よりも、地の利や実績を重視しましょう。

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